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『美しいキモノ』2019年春号掲載
シンプルな市松柄を博多の伝統技法を用い表現しました。
博多織伝統技法である経糸で柄を表現し、太い緯糸を筬(おさ)で強く打ち込むことによって生まれる博多織ならではの風合いを残しつつ、誠之輔独自の絹糸本来のしなやかさを兼ね備えた帯の風合いに仕上げました。
経糸の総本数は八四〇〇本。
柄となる経糸の一部には、絹糸と同じ大きさに仕上げた金銀糸を使用し、通常の博多織の平織よりも倍の手間をかけ織込みました。
■全通名古屋帯 長さ:約4m80cm
『美しいキモノ』2019年春号掲載
シンプルな市松柄を博多の伝統技法を用い表現しました。
博多織伝統技法である経糸で柄を表現し、太い緯糸を筬(おさ)で強く打ち込むことによって生まれる博多織ならではの風合いを残しつつ、誠之輔独自の絹糸本来のしなやかさを兼ね備えた帯の風合いに仕上げました。
経糸の総本数は八四〇〇本。
柄となる経糸の一部には、絹糸と同じ大きさに仕上げた金銀糸を使用し、通常の博多織の平織よりも倍の手間をかけ織込みました。
■全通名古屋帯 長さ:約4m80cm
『美しいキモノ』2018年秋号掲載
博多織の伝統技法である、経糸(たていと)で柄を織りだした平織の名古屋帯です。
柄には献上柄の「華皿」を用い、博多の伝統柄をシンプルにあしらいました。
7色で表現された柄は、経糸ならではの光沢あがり、見る角度により様々な表情を見せます。
■全通名古屋帯 長さ:約4m80cm
『美しいキモノ』2018年冬号掲載
フルエ装置(経糸を斜めに持ち上げる装置)を利用し、多種多様な織組織を組合せた紋織り組織と羅織を応用した織物です。
紬糸を緯糸に使用しすることにより地組織の変化と風合い豊かに仕上げています。
■全通名古屋帯 長さ:約4m80cm
『美しいキモノ』2019年春号掲載
誠之輔オリジナルの着尺に漆を織り込み染め上げることによって光沢と質感豊に上がりました。染は1反、1反手で引き染を施すため、ボカシは全く同じものができない1点ものです。漆の光沢と何度も色を重ねるボカシ染による色の深みが高級感を演出します。
■着尺 長さ:3丈4尺 約13m
1241年、南宋(中国)明州より伝えられた博多織は2018年で生誕777年を迎えます。
その頃より継承された伝統的技法で織込まれた平地八寸なごや帯です。
献上柄の「華」を地紋に用い、海をイメージした「立涌」は777年にちなんで7色使用しております。また、「華」の一部には経金糸を用いることにより、博多の宝「博多織」が海を渡り伝来されたことを表現しています。
2017年、世界遺産登録された福岡の玄界灘の孤島・沖ノ島は古より日本と世界を結ぶ拠点として「海の正倉院」と呼ばれています。
その宝物の馬具の飾金具である「金銅製棘葉形杏葉 (こんどうせいきょくようがたぎょうよう)」、「金銅製心葉形杏葉(こんどうせいしんようがたぎょうよう)」を題材に図案化した、総浮博多平地間道八寸なごや帯です。
『美しいキモノ』2017年秋号掲載
経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に浮き沈みさせて織る、織物の最も基本的な織物組織である平織のなごや帯です。
博多織伝統技法である経糸で柄を表現し、太い緯糸を筬(おさ)で強く打ち込むことによって生まれる博多織ならではの風合いを残しつつ、誠之輔独自の絹糸本来のしなやかさを兼ね備えた帯の風合いに仕上げました。
経糸の総本数は八四〇〇本。
柄となる経糸の一部には、絹糸と同じ大きさに仕上げた金銀糸を使用し、通常の博多織の平織よりも倍の手間をかけ織込みました。
■全通名古屋帯 長さ:約4m80cm
『美しいキモノ』2017年夏号掲載
フルエ装置(経糸を斜めに持ち上げる装置)を利用し、捩組織を応用した、手織り名古屋帯です。
多彩に整経した経糸には数珠糸を使用し、緯糸には絹糸を芯に和紙を巻きつけた特殊な糸を使用した、風合い豊かな帯です。
博多織の伝統技法である経糸で柄を表現する技法と捩組織の技法を融合し織り上げました。
見る角度により変化する色彩と、和紙を織り込んだ独特な帯の風合いをお楽しみください。
■全通名古屋帯 長さ:約4m80cm
■品質 絹:25% 和紙:75%